リモートのサービスを管理する
優秀なサーバ管理者なら知っているはずだ。XP以降のWindowsには標準でscというコマンドがあって、これを使うとリモートのサービスをCUIで起動停止できる(GUIでやりたいのなら管理コンソール mmc.exe からどうぞ)。
ただしscコマンドやmmcでは、起動したアカウントの権限でしかリモートの環境に入ることができない。そのためドメインアカウントがない場合はまったく使えない。別途認証をしたいときは PsService コマンドを検討すると良いだろう。
>ver Microsoft Windows [Version 6.0.6001] >sc start 説明: サービスの実行を開始します。 使用法: sc <サーバー> start [サービス名] <引数1> <引数2> ... >sc stop 説明: サービスに STOP 制御要求を送信します。 使用法: sc <server> stop [サービス名]<reason> <comment> <reason> = 次の要素の形式で構成されるサービス停止のオプションの理由コード フラグ: 主な理由: 二次的な理由 [たとえば、1:2:8 はハードウェア: ディスク (計画外) を意味します] フラグ 主な理由 ------------------ --------------------------- 1 - 計画外 1 - その他 2 - カスタム 2 - ハードウェア 4 - 計画内 3 - オペレーティング システム 4 - ソフトウェア 5 - アプリケーション 64-255 - カスタム 二次的な理由 ----------------------------------- 1 - その他 2 - メンテナンス 3 - インストール 4 - アップグレード 5 - 再構成 6 - ハング 7 - 不安定 8 - ディスク 9 - ネットワーク カード 10 - 環境 11 - ハードウェア ドライバ 12 - その他のドライバ 13 - Service Pack 14 - ソフトウェアの更新プログラム 15 - セキュリティの修正プログラム 16 - セキュリティ 17 - ネットワークの接続性 18 - WMI 19 - Service Pack のアンインストール 20 - ソフトウェア更新プログラムのアンインストール 22 - セキュリティの修正プログラムのアンインストール 23 - MMC 256-65535 - カスタム <comment> = 上記の理由のオプションのコメント (最大 127 文字)
*1:sc stopの説明が崩壊してるのはなぜなんだぜ。