DbgViewとVistaのメモ

VistaでDbgView v4.74を使用していると "Capture Kernel" がチェックされているにもかかわらず、DbgPrintの出力が表示できないことがある。どうも本来 "Capture Kernel" の下に表示されるべき "Enable Verbose Kernel Output" メニューが表示されないことがあるようだ。結論としては、この項目にチェックを入れればよい。

詳しくは調べていないのだけど、管理者権限をもつユーザーで「管理者として起動」するとこのような状態になるようだ。逆に一般ユーザで「管理者として起動」した場合は、このメニューが表示されるっぽい。たぶん。「管理者として起動」しない場合は、そもそも "Capture Kernel" の項目に触れないので関係ない。

まあそんなわけで、GUIから "Enable Verbose Kernel Output" を有効にできない状態になってしまっている場合、レジストリからDbgViewの設定値を変更してあげればOK。HKEY_CURRENT_USER\Software\Sysinternals\DbgView の Settings の値、最後から4番目が "Enable Verbose Kernel Output" の値。00 なら無効、01 なら有効。

有効(01)にして "Capture Kernel" にチェックすると、デバッグ出力を表示してくれるようになる。

でも↑の状態でカーネルデバッグすると

すっごい量の d:\rtm\base\win32\fusion\〜〜〜 というログが出力される。まあこれは環境によるかもしれないが、とにかくこのVistaとかいうOSをどうにかしてくれ。こいつのお守りは非常に疲れる。なにしろ重い。

Windows Internals 5 edition

が5/28にでる。Vistaで思い出した(amazon)。どーしよっかなー、日本語版はずっとさきだろうしなー。